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<Author: 岑參>
<Title: 胡笳歌>
<Format: 七言古詩>
<Year: 2001>
<BookName: 漢詩をよむ　白楽天一〇〇選>
<Translator: 石川忠久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 胡笳（こか）の歌（うた）　顏真卿（がんしんけい）が使（つか）いして河隴（かろう）に赴（おもむ）くを送（おく）る>
<BookPage: 108-110>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
君不聞胡笳聲最悲，
紫髯綠眼胡人吹。
吹之一曲猶未了，
愁殺樓蘭征戍兒。
涼秋八月蕭關道，
北風吹斷天山草。
崑崙山南月欲斜，
胡人向月吹胡笳。
胡笳怨兮將送君，
秦山遙望隴山雲。
邊城夜夜多愁夢，
向月胡笳誰喜聞。
<End Poem>
<Translation>
君よ、聞くがよい、胡笳のあのうら悲しい調べを。あれは、紫の頬ひげに青い眼をした異人が吹いているのだ。まだ一曲を吹き終えないうちに、楼蘭に遠征した兵士まで、わびしい思いに沈ませるではないか。今は秋八月、蕭関の道には秋風が立ち、天山の草は北風に吹きちぎられているだろう。そして崑崙の南には月が斜めにかかり、その月に向かって、異人が胡筋を吹いているにちがいない。あのうら悲しい胡茄の調べで、君の門出を送ることにする。ここ長安から眺めると、遥か随山のあたりには雲がかかっている。辺境の町へ言ったら、夜ごとわびしい夢を見るにちがいない。そんなとき、月に向かって吹く胡笳の調べを、誰が喜んで聞くものか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
君よ、聞くがよい、胡笳のあのうら悲しい調べを。
あれは、紫の頬ひげに青い眼をした異人が吹いているのだ。
まだ一曲を吹き終えないうちに、
楼蘭に遠征した兵士まで、わびしい思いに沈ませるではないか。
今は秋八月、蕭関の道には秋風が立ち、
天山の草は北風に吹きちぎられているだろう。
そして崑崙の南には月が斜めにかかり、
その月に向かって、異人が胡筋を吹いているにちがいない。
あのうら悲しい胡茄の調べで、君の門出を送ることにする。
ここ長安から眺めると、遥か随山のあたりには雲がかかっている。
辺境の町へ言ったら、夜ごとわびしい夢を見るにちがいない。
そんなとき、月に向かって吹く胡笳の調べを、誰が喜んで聞くものか。
<End Formatted Translation>